【集患を増患に変える】欲しい患者でユニットを埋める秘訣

皆さんは「集患」と「増患」の違いをご存知でしょうか?確実に「欲しい患者」を「患者」にするためには、集患と増患の違いを知り、それぞれのポイントを押さえて経営戦略を考えることが重要です。

今や、コンビニより多いと言われている歯科医院では、増やしたい患者で効率良くユニットを埋めることが成功のカギといっても過言ではありません。今回は、集患・増患のポイントから、具体的な対策までをしっかりとみていきましょう!

集患とは?増患とは?

まずは、そもそも集患・増患とは何がどう異なるのでしょうか?

集患は「患者を集める」ことを指し、増患は「集患した患者を実際に患者にする」ことを指します。まずは欲しい患者となるターゲットを「集患」し、実際の患者として医院に「増患」させます。

集患・増患それぞれの段階がうまくいっていないと、欲しい患者を増やすことはできません。まずはどんな患者に来てほしいかをターゲティングし、その患者層を増やすために「集患」「増患」の2段階で対策を行う必要があります。

歯科医院よって強みや弱みが異なり、歯科医院の立地によって年齢層なども異なります。そのため、効率の良い経営をするためには、歯科医院が「来て欲しい」と思う患者を増患することが理想です。そのため、集患から増患に変えることが重要になるのです。

集患の具体的な方法

まずは具体的な集患方法についてみていきましょう。

ホームページから効率的に見込み患者を集めようと考えたときに、集患方法としては大きく「広告」と「SEO対策」の2つが考えられます。

集患方法1.広告出稿

広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンにおいて、あるキーワードで検索されたときに表示される検索連動型広告や、あるキーワードを調べた人に追跡して表示されるディスプレイ広告のことです。

例えば「練馬区 歯科医」という検索ワードにおいて広告を出稿すると、そのキーワードで検索した人に広告が表示されます。このように、見込み度の高いキーワードで検索する人に広告を掲載することで、自身の歯科医のホームページへ誘導することが可能になります。

集患方法2.SEO対策

SEO対策とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンにおいて、あるキーワードでホームページが上位表示されやすくするための対策のことです。例えば「練馬 歯医者」でSEO対策を行うと、「練馬 歯医者」で調べた結果、ホームページが検索結果の1ページ目に出てきやすくなります。

SEO対策を行うことで、ホームページをより多くの人にみてもらいやすくなります。また、広告費用の削減にもつながります。

SEO対策の方法としては、以下のようなことが挙げられます。

  • ホームページのコンテンツ量(文章・ページ数)を増やす
  • 外部サイトにリンクを貼ってもらう
  • スマホ対応
  • 動画の掲載

特にコンテンツを増やすことが、SEO対策には重要です。診療内容のページやブログに、歯科治療の役立つ情報や、患者さんが欲している情報を多く掲載することで、ホームページが上位表示されやすくなります。

また、ホームページをスマホ対応していない歯科医院の方は、必ずスマホ対応するようにしましょう。

スマホ対応していないホームページの検索順位を引き下げることを、Googleが明示しています。それだけでなく、現在パソコンからよりもスマホから多くの人がホームページを閲覧している傾向にあります。スマホから見たときに見やすいホームページにすることで、集患力を大幅にアップできます。

つまり、「広告」も「SEO対策」も共通点は、見込み患者が調べそうな検索キーワードにおいてホームページが表示される機会を多くするということです。できるだけ多く「欲しい患者」にホームページが表示されることで、「集患力」をアップする役割があります。

集患した見込み患者を増患に変えるには

ホームページを経由した集患方対策の法として、「広告」と「SEO対策」があることをお分かりいただけたかと思います。

次に、歯科医院が集患したい患者を増患する方法をみていきましょう。増やしたい診療の患者を効率良く増患するためには、そのターゲットが欲している情報や問い合わせ行動を促す情報を、ホームページに掲載することがポイントです。

たとえば、インプラント治療の患者を増やしたい場合、インプラントの治療風景の写真やインプラント治療を行う先生の顔写真・経歴や今までの症例数を掲載していると、インプラント治療を考えてホームページにアクセスする人を実際の患者にしやすくなります。

また、医院長のあいさつや、院長や衛生士・歯科助手の顔写真や経歴・治療への考え方を掲載すると、歯科医院に対する安心感がグッと高まります。顔写真を掲載したくないという歯科医院の方は少なくありません。しかし、セキュリティの関係上、絶対に掲載しないという場合を除き、できるだけスタッフ・先生の顔写真は掲載することをおすすめします。

口コミ力が増患のカギを握る!

上記ではホームページからの増患力アップのポイントを確認しました。しかしこれだけでは不十分です。欲しい患者をしっかりと患者に変えるためには、「口コミ力」を味方にすることが非常に重要です。

なんと、見込み患者は歯科医のホームページだけではなく、口コミサイトの「評判」をしっかり確認してから問い合わせる傾向があります。口コミサイトを経由して増患を狙うポイントが以下になります。

  • 大手口コミサイトに登録する
  • 良い口コミを増やす

エキテンやデンターネットといった大手口コミサイトにしっかりと登録するようにしましょう。口コミサイトは、目星をつけた歯科医院の評判を確認したり、地域の歯科医院を調べる際に非常によく利用されます。

当然ですが、良い口コミが多く、評価の高い歯科医院の方が増患には有利です。たとえば治療後に喜んでくれた患者さんや、常連の患者さんにお願いして良い口コミを増やしていきましょう。地道な活動ですが少しでも良い口コミを増やすことが重要です。

口コミサイトで評判の良い歯科医院は、口コミサイトからの問い合わせ増も期待できます。良い口コミを増やすために積極的に行動するようにしましょう。

おまけ:イベント実施で口コミ+認知度アップを狙え!

ここ最近、開業直後に内覧会を行うことが歯科医院の常識となっています。確かに内覧会は、新規開業したばかりの歯科医院を、地域の人に知ってもらう効率的な方法です。

内覧会のようなイベントを、開業直後だけでなく定期的に行うことをおすすめします。
例えば「子供のための正しい歯磨き口座」「無料歯並びカウンセリング」といったイベントを定期的に開いてみましょう。より多くの地域の方に歯科医院の存在を知ってもらえるだけでなく、イベントをSNSに投稿してもらえばさらなる認知度アップにつながります。InstagramやTwitterで配信してくれた方向けのプレゼントを用意しても喜んでもらえるでしょう。

さらに、イベントが好評であれば口コミサイトに良い口コミ書いてもらえたり、実際に友人・知人への口コミもしてもらえます。

「地域の人はうちの歯科医院の存在を知っている」と安堵し、イベントなどを行わない歯科医院の方は要注意です。看板を出しているだけでは、歯科医院の存在は知っていても診療内容や医院のコンセプトまで知ってもらうことはできません。

「どんな診療をしている歯医者さんなのか」

「どんな先生・スタッフが診てくれるのか」

「どんな雰囲気の歯医者さんなのか」

それらをしっかりと知ってもらうためにまずは一度イベントを開いてみてください。より多くの見込み患者さんを近隣地域から集めるきっかけにつながるはずです。

まとめ

いかがでしたか?欲しい患者をしっかりと集めるためには、「集患」と「増患」の2つの軸からそれぞれ対策することが重要です。まずは見込み患者を集患し、集めた見込み患者を「患者」に変えることを意識しましょう。

患者が集まらない・欲しい患者でユニットを埋められない理由を感覚的に考えるよりも、原因をより明確かつ効率的に解決できます。原因が「集患」部分にあるのか「増患」部分にあるのが見える化できるようになりますよ。

ぜひ欲しい患者を効率よく患者に変えていきましょう。ドクター.NETでは、歯科医院を専門に集患のサポートを行っています。お気軽にご相談ください。

歯科医院専門の集患サービス

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この記事を作成する会社ドクター.NETでは、歯医者さんのための集患に役立つサービスをご提供しています。歯科医院を専門として、動画作成・広告運用・コンテンツマーケティングなどを行っています。

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【代表プロフィール】

【ドクター.NET代表】石井 杏奈

1990年東京都生まれ。雙葉高校卒業後、日本歯科大学生命歯学部に入学。

3年次日本歯科大学を中退後、実家の歯科医院・White Whiteのリスティング広告の運営を 担当。それ依頼、複数のウェブ会社で、歯科医院専門のマーケティングアドバイザーとして勤務してきた経験を持つ。

特にリスティング広告・コンテンツマーケティングを得意としており、歯科業界出身ならではの売り上げに直結するアドバイスと、Webマーケターと しての鋭い洞察力に定評がある。

現在は歯科医院専門のWebマーケティング会社ドクター.NETを設立。歯科医院のための集患に役立つサービス提供を行っている。