2017年から、特に優秀な人材確保に対する競争が激化しています。2018年もその流れは続いており、特に歯科衛生士の求人採用倍率は20倍以上。
歯科医院長が頭を悩ませるのが、この「求人確保の問題」です。良い人材をできるだけ低コストで確保したいものですが、求人に応募が来ない・採用に至らないというお悩みを多く耳にします。そこで今回は、数多い求人サイトの中でも、無料からスタートできて、効果の出やすい広告掲載サイトを2つお教えします。
激化する人材募集の中、少しでもコストをかけずに歯科衛生士を確保するために、必ず登録しておきたい求人媒体をご紹介します。さっそくみていきましょう。
衛生士確保には最低3広告掲載サイトに登録したい
当然ながら、歯科医院の経営者の方は、良い人材をできるだけ求人コストを抑えて確保したいもの。その企業・歯科医院に合った良い人材を確保するためには、一般的に最低3つの広告掲載サイトに登録する必要があるといわれています。
特に歯科衛生士の場合、競争が激化しているので、歯科衛生士の募集だけでも、複数の求人サイトを利用したいところ。人手不足だからといって、医院と相性の良くない人を雇っても、すぐに辞めてしまう・職場環境の悪化につながりかねないからです。
特に大手の歯科医院向け求人サイト(グッピー、Denty、クオキャリアなど)は、求人確保に対する費用対効果が良いので登録することをおすすめします。しかし、その一方で、複数の歯科専門求人サイトに登録すると求人コストも跳ね上がってしまいます。
そこで、無料からスタートでき、なおかつ比較的歯科医院の求人募集に強い求人サイトに登録することをおすすめします。登録する3サイトのうち、1つまたは2つは無料であれば求人コストを格段に抑えることにつながりますよ。
完全無料で登録できる広告掲載サイト1:ハローワーク
まず最初におススメするのが、ハローワークへの登録です。ハローワークは完全無料で登録できる求人媒体なので、ハローワークから良い人材を確保できれば費用対効果が非常に良いです。また、求人募集に慣れていない歯科医院の場合でも、何人かハローワーク経由で面接することで欲しい人物上を考える参考にもなります。
ハローワークの特徴には、以下のような特徴があります。
- 全国200万人以上が登録している
- 求人情報を公開している
- 採用の場合には助成金の申請も可能
まず、ハローワークは全国で200万人以上が登録している、求人募集の巨大なプラットフォームであることが大きな特徴のひとつ。また、今はネットでも求人検索をすることができる※1ので、以前よりもより仕事も探しやすくなっています。
さらに、雇用した従業員によっては、厚生労働省に管轄の助成金が申請できる可能性もあります。※2ハローワーク経由で雇用した際に申請できる助成金※3があるのです。
求人コストゼロで歯科衛生士を確保し、なおかつ助成金までもらえたらとてもお得ですよね。少しでも求人募集を考えている場合、まずはハローワークに登録しておくことと良いでしょう。
特に衛生士獲得におススメなのがIndeed
次に、Indeedを紹介します。Indeedは、無料から求人掲載を始めることができる求人検索エンジンです。最近TVコマーシャルでもよく目にしますよね。
Indeedは、有料版に変えた場合でも、ほか求人媒体と比べてかなりお得かつ費用対効果バツグンです。まずは無料版から始めてみて、有料版に変更することをおススメします。
求人検索エンジンIndeedとは?
そもそもIndeedは、求人専門の検索エンジンになります。また、求人業界最大手のリクルートホールディングスの傘下による求人サービスです。
Indeedの特徴に、Indeedに登録した求人情報だけでなく、複数の求人サイトの情報をIndeed内に掲載していることがあります。なので求人情報を調べる側は、複数の求人サイトの情報をIndeedで一括検索することができ、複数の求人サイトをはしごして調べる手間が省けます。
そのため、今人気が急上昇している求人媒体なのです。求人募集を行う側も、無料から求人情報の配信をスタートできるので、募集側・求職者側両方にメリットが多い求人媒体と言えます。
衛生士・歯科助手の求人に強く、情報を網羅している
Indeedの特徴はそれだけではありません。求人掲載情報が非常に多いので、多方面の職種に強いことも大きな特徴。歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の求人にも強く、地方から都市まで幅広い地域の求人情報を掲載しています。
求職者側からすると、Indeedを利用することで効率的に多くの求人情報をチェックすることができあmす。さらに初期登録の必要もないので、仕事や家事の合間に気軽に検索するのにも最適です。実際に、日本での利用者は950万人以上。
Indeedを見れば大体の求人を把握することができるので、「まずはIndeedをチェックする」という求職者が急増していることにも納得です。
まずは無料版Indeedで歯科衛生士を募集しよう
Indeedを利用する場合、まずは無料版から試してみましょう。無料版では、Indeed内にシンプルな求人広告を作成することができます。例えば渋谷に歯科医院がある場合、求人者がIndeedのサイトにアクセスし、「歯科衛生士 渋谷」などのキーワードを検索すれば、自分の医院の求人募集ページが掲載されます。Indeedでは、常に有料版の次に無料版の求人募集が掲載されます。
このように、無料版でも求人掲載ができるので、登録直後はそれなりの効果が期待できます。ただし登録後しばらくすると、無料版は露出が減っていくので注意しましょう。
一概にどれくらいで露出が減るとは言い切れませんが、競争率の高い都市では露出が特に減りやすいので、有料版への移行を前提に考えておいた方が良いでしょう。逆に競合の少ない地方の場合、無料版でも露出が減りにくいといえます。
無料版Indeedの特徴
- 求人情報・応募条件を掲載可能で、非常にシンプル
- 電話による応募の可否を選択可能(ぜひ応募可にしましょう!)
- 登録後、しばらくすると露出が減る
露出が減る前に、求人応募が来るためにも、電話による応募を可にすることで応募の敷居を下げることも重要です。
有料版Indeedの特徴・できること
次に、Indeedの有料版についてもみていきましょう。
有料版では、Indeed独自の広告を掲載する方法と自社採用ページへ飛ばす2つの方法があります。また、有料版の場合、無料版の広告枠の上に広告が表示されます。
以下、有料版の特徴です。
- 費用はクリック課金制(クリックされて初めて費用が発生する)
- 無料広告枠の上に掲載される
有料版は自社サイトの掲載がおススメ
掲載方法ですが、Indeedで作成した広告ではなく、自社採用ページを掲載することがおススメです。自社の求人ページであれば、Indeedへの掲載をストップした後でも、求人募集を継続することができます。
また、自歯科医院のホームページ内の他ページも求職者にみてもらいやすくなるので、よりしっかりと歯科医院の雰囲気や特徴を知ってもらうことができます。
「歯科医院長のあいさつ」や「先輩歯科衛生士の紹介」「院内写真」をしっかりみた上で募集してもらうことで、より歯科医院にマッチした人を採用しやすくなります。
自歯科医院のホームページを掲載するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 求人情報ごとに個別のURLが設定
- 1求人情報につき1職種の構成
- 応募方法が明記
- 業務内容が充実
上記のような条件を満たした上で、Indeedに申請を行うと数日後にIndeed内に自社サイトを掲載することができます。意外と知らない方も多く、知っているとIndeed内で差別化をはかることができるのでおすすめの方法です。
まとめ
いかがでしたか?できるだけ費用をかけずに効率よく求人募集をすることができる2つの求人サイトをご紹介しました。
特に求人採用倍率の高い歯科衛生士の場合、できるだけ費用を抑えて採用するためには、まずは無料で試せるIndeedに登録してみることをおすすめします。
もちろん、無料版で採用できれば良いですし、有料版に移行するときも無料版でのノウハウを活かすことができます。費用対効果の高い採用を行いましょう!
また、ドクター.NETでは歯科医院専門の求人サイトの作成を行っています。衛生士の募集に強く、応募率をグンとアップすることのできる求人サイトならお任せください。
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